スニーカーギャラリーに、ローマを追加しました。
このモデルは2007年(S/S)に、オリジナルスショップ限定で発売されました。当時はオリジナルスショップも少なく、公式オンラインショップも無かった為、購入先はかなり限定的でした。
デザインは1978年から1980年代初期のローマを復刻したもので、三つ葉のあるトレフォイルソールに、楔のミッドソール、ベロの表面はでこぼこのあるデザインが特徴です。
カラーは白/緑(014617)の他に、白/青(018240)、白/水色(014618)、黒/黄(014619)の計4色が展開されています。後に何色か新しいカラーも発売されました。
ソープロフィールソールを採用した旧ローマの方は、今まで沢山復刻されているので、今でも簡単に探すことができますが、このタイプのローマはオリジナルスショップ限定だったこともあり、殆ど見かけなくなりました。
逆に西ドイツ製やユーゴスラビア製のオリジナルの方が見つけ易いです。
2016年12月 3日
スニーカーギャラリーに、日本製のカントリーを追加しました。
随分と前にこちらでも触れていますが、品番AC1540 WGの1996年製モデルです。
後に発売される1997年製、1998年製モデルとは異なり、シューレースは厚手の平紐で、踵のトレフォイルがゴールドです。これで簡単に見分けることはできると思います。
同時期には、これの白/黒モデルも発売されています。
アウトソールは少なからず硬化してきているので、購入時には確認が必要です。
2016年11月19日
スニーカーギャラリーに、シーユーレイターを追加しました。
このモデルは1995年に登場したトレイルランニング・ファストハイキングシューズの復刻モデルです。
日本ではオリジナルモデルの正規取扱いはありませんでしたが、1990年代のスニーカーブーム時にファッション誌で紹介されたことにより、当時、一部のマニアから人気がありました。その後、インターネット(ヤフオク)の普及によって人気が表面化されることになります。
2000年代初期頃のヤフオクでは、中古品でも数万円で取引されていました。そもそも国内における数が少ないので、落札額に幅がありましたが、新品だと6万ぐらいで落札された物もありました。これは当時人気だったEQT.バッドランダーやEQT.X.T.R.より遥かに高い価格です。但し当時は吊り上げが横行してたので、吊り上げられた可能性もあります。
それから2000年代中期以降は、つま先の剥がれ、人工ヌバックの劣化が始まり、ヤフオクでの価格も終息していきますが、近年では殆ど見かけなくなり、徐々に忘れ去られた存在でした。
個人的なシーユーレイターの印象は、日本未発売だったことやファッション誌の影響力が強かったことで、やたらと過大評価されたアドベンチャーモデルっていう印象が強いです。アドベンチャーシューズとしてのデザインは秀逸だと思いますが、EQTモデルでも無いですし、特に高機能モデルとも思いません。
今回、発売から約21年の時を経て復刻となりましたが、アディダス・ジャパン発信のグローバル展開のようです。
日本でシーユーレイターが人気なのは間違いありませんが、シーユーレイターを支持しているのは、大体オリジナルを知る今の30代~40代で、尚且つナイキのACGやアディダスのアドベンチャー好きの一部の層でしかありません。そして海外では特に人気モデルでも無いですし、殆どの人が知らない、記憶に無いモデルだと思うので、今回の復刻とグローバル展開に踏み切ることはなかなかできることではありません。
所詮は日本支店でしかなく、精々色塗りだけしかできないと思っていましたが、少しだけ見直しました。
復刻品の完成度は高く、今のところ、今年ナンバーワンのモデルだと思います。ただ非常に残念なのが赤のシューレースは付属していません。
サイズ感は、個人的にですが0.5cm下げても良さそうな感じがします。悪路でも安定的に着地・蹴り出しができるよう、アウトソール自体の面積が広く作られているモデルで、前足部の足幅も広い造りです。同じサイズのスニーカーと比べればシューズ自体が全体的に大きいので、スニーカーと同じサイズにした場合、少し足が大きく見えるかもしれません。尚、人によって足の形状は異なるので、参考にしないでください(笑
OGカラーについては、日本国内販売分は殆ど完売のようで、現在では日本より定価が安い海外から購入しているショップや個人も多いようです。
以下は各国の販売価格です。
- 日本:21,589円(税込)
- アメリカ:120ドル
- UK:99.95ポンド
- ドイツ:139,95ユーロ
- 韓国:159,000ウォン
ヤフオクでは海外販売分が既に出品されているので、早々と定価割れで購入することができます。
シーユーレイターのように日本でしか人気のないモデルは、いくつかありますが、今後もアディダス・ジャパン発信の復刻品に期待が懸かるところです。
2016年11月 6日
スニーカーギャラリーに、台湾製のブレークポイントを追加しました。
このモデルは1980年にテニスシューズとして登場しました。
アッパーは耐久性のあるキャンバス地でつま先部位はスエードになります。プロ仕様のモデルでは無く、"耐久性に優れた低価格のテニスシューズ"という位置付けです。
同じ台湾製のモデルにタイブレークというモデルがありますが、それの下位モデルといったところでしょうか。当時発売されていたテニスシューズの中でも、かなり低価格の部類に入り、コストパフォーマンスは良いと思います。
アウトソールは後に日本国内のみで発売されるテニスGT、テニスSP、オーガスタにも使用されます。
2016年10月 9日
スニーカーギャラリーに、クロアチア製のSL76を追加しました。
1990年代初期に発売された初期オリジナルス・カテゴリのモデルです。
スペックはスロベニア製のSL76と変わりません。スロベニア製かクロアチア製かは、ベロのトレフォイルの有無、ライン上に"SL76"と印字されているか否かでおおよその判断はできると思います。
この時期のスロベニア製及びクロアチア製のSL72、SL76、TRXは、アッパーがナイロン、薄いスポンジ、裏張りの3層構造になっています。残念なことに、経年によって中のスポンジが劣化してしまい、裏張りの網目から粉が出てきます。今後購入される場合は、この点に留意してください。
2016年10月 1日
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