2011年製 アキル 2011年製 ACHILL

1972年 アキル 1972年 ACHILL

1974年 アキル 1975年 アキル

1976年 アキル 1977年 アキル

スニーカーギャラリーに、アキルを追加しました。

アディダス独が発表したオリジナルのアキル*は1960年代後期(68年or69年)に登場し、1979年までラインナップされます。おおよそ10年の間に、幾度と無くマイナーチェンジされます。

アキルはSL72のベースモデルとして知られ、アキルのスウェードアッパーをナイロン素材に変更し、超軽量(Super Light)化したモデルがSL72です。

アキルの特徴は、アキレス腱保護に特化させた点です。1968年にアディダス独が開発したアキレス腱保護パッド、そして巻き上げヒールを採用しており、これにより、トレーニング中のアキレス腱への負担を軽減し、怪我のリスクを減らす設計となっています。

モデル名は、アキレス腱を意味する"Achillessehne(独語)"、"Achilles tendon(英語)"からきています。

今回スニーカーギャラリーに追加したアキルは、1974年~1975年のデザインを復刻したものです。最終的に日本未発売カラーも含めて計6色が発売されています。(品番G51037/G51038/G51039/G51041/V22764/V22765)

個人的に、SL72といった1970年代のランニング系モデルが好きの方にはお勧めのモデルです。カラーはやはりオリジナルカラーの青/白が一番良いです。

これから探される方は、スウェードが色褪せている場合があるので、発色の良いものを探すと良いでしょう。

*アキルは、アディダス独型とアディダス仏型があります。アディダス仏が発表したアキルは1974年から1984年までのラインナップで、モデル名の表記は"ACHILLE"となります。("E"が付きます)

アディダス仏型のアキルに関しては、1996年に初復刻されています。但し、ベロはアディダス独のようなデザインとなっています。海外ではアキル(ACHILLE)で販売されていますが、国内での販売分は商標の問題からモデル名は付けられていません。

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2014年10月19日

日本製 ウルトラシマント 日本製 ULTRA SHIMANTO LSR

シマント SR シマント SR

シマント SR シマント SR-S

スニーカーギャラリーに、日本製のウルトラシマント LSRを追加しました。

2年前に、こちらの記事でシマント SRを紹介しましたが、今回はシマントシリーズの上位モデル"ウルトラシマント LSR"を紹介したいと思います。

モデル名に四万十の名を冠したウルトラシマント LSRは、ウルトラマラソン用の超軽量シューズとして発売されました。日本国内のみで発売されたデサント企画のシューズで、日本国内で生産されます。

機能はクロストルションシステムを採用し、アディプリーンが前足部と踵の真下に埋め込まれています。

生産されてから約18年が経過している為、アッパーの人工ヌバック(黒い部分)の劣化は避けられません。ミッドソールに関しては、モールデッドEVAなので加水分解することはありませんが、経年劣化によりアッパーとソールユニットの接着が弱くなり、剥離する可能性が高いです。

現在では履くことが困難なので、日本企画品として復刻したら面白いとは思うのですが、アディダス・ジャパンには敷居が高いですかね(笑

このまま日本でヒットしたシリーズを埋もれさせるにはもったいない気がするんですが。

2014年10月 5日

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