ミカサが生産したアディダスのバレーボール

アディダス バレーボール

毎日リオデジャネイロ五輪の切符を懸けた熱い戦いが繰り広げられていますが、それに便乗して今回はバレーボールのネタでもやりたいと思います。

今大会のワールドカップでも使用されているバレーボールは、広島県に本社を置くミカサが供給しているものです。最近ではワールドカップが始まるにあたり、テレビでミカサのバレーボールについて特集されていました。

実はこのミカサは、アディダスとは接点がなさそうですが、1960年代~80年代に掛けて、アディダスブランドでバレーボールを生産しています。正確な契約年及び契約期間はわかりませんが、1960年代後期にはミカサ製のバレーボールが既にアディダスのカタログに登場しています。

おそらく正確にはアディダス独(アドルフ・ダスラー)ではなく、当時のボール事業を担っていたアディダス仏(ホルスト・ダスラー)とのライセンス契約と思われます。

画像は、1972年のカタログに掲載された"JAPANⅠ"と"JAPANⅡ"です。どちらもミカサの日本工場で生産されたバレーボールです。

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2015年9月 5日

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