スニーカー文化論

発行日

2012/12/25

著者

川村由仁夜

定価(税別)

1,700円

出版社

日本経済新聞出版社

ISBNコード

9784532168551

スニーカー文化論

スニーカー文化論 目次

はじめに

序章 スニーカーに取り憑かれた人々

スニーカーホリックな人々

レアモデルへの熱狂

サブカルチャー集団の価値の基準

スニーカーの始まり

スポーツアイテムからキャリアウーマンの象徴へ

スパイク・リーとバラク・オバマとエアジョーダン

ビル・ゲイツも、スティーブ・ジョブズもスニーカー

「運動靴」を文化社会学的に論じる意味

第一章 スポーツ選手が作るトレンド

一般にも広がったスニーカー人気

初のバスケットボール専用のスニーカー

コンバースの紆余曲折

マイケル・ジョーダンの衝撃

広がるエア・ジョーダン

新たな伝説レブロン・ジェームズ

選手の人生をなぞるデザイン

ナイキとスウォッシュの生い立ち

素足の練習に着目して生まれた技術

ライフスタイルの中のスニーカー

エアフォースワン

スケートボードの興隆とスニーカー

次々に選ばれるスポーツ選手との契約関係

オリンピックは最大のビジネスチャンス

勝利者として男のアイデンティティを共有

第二章 音楽とスニーカー

ファッションは音楽ジャンルを体現する

ヒップホップ文化の始まり

確立した音楽ジャンルになったヒップホップ

作品にも登場するスニーカー

ランDMCとアディダス

リーボックのコラボレーション

コンバースと音楽文化

ミュージシャンとのコラボが広がる

DJとスニーカー

ビートルズとスニーカー

スニーカーと他の音楽ジャンル

第三章 映画、アート、ファッションとスニーカー

映画に登場するスニーカー

「ドゥ・ザ・ライト・シング」の白いエアジョーダン

グラフィティアートとスニーカー

ニューヨークのグラフィティ文化

ニューヨークでグラフィティが発達した理由

スニーカーデザイナーになったフューチュラ2000

他のアーティストとスニーカーメーカーの提携

スニーカーペインティング

スニーカー文化は悪か善か?

ハイファッション界、そして高級ファッションブランドの参入

高級仕立て服オートクチュールのブランドデザイナー

日本人デザイナーとスニーカー

ハイカルチャーとポピュラーカルチャーの境界線の消滅

第四章 ソーシャルメディアと「スニーカーゲーム」

コミュニケーション手段の進化

貧困層の文化からメインストリームの文化へ

スニーカー収集とインターネットとソーシャルメディア

ブログ兼情報サイト

話題のブログ情報サイト『ハイプビースト』の影響力

ツイッターとハッシュタグ(#)

インスタグラムでビジュアルを共有する

ソーシャルメディアを活用するスニーカーメーカー

ネットショッピングの隆盛

価格がつり上がるスニーカーのオークション売買

物議をかもしたスニーカー

スニーカー文化に影響を及ぼした人物50人のリスト

世界中に広まるスニーカー関連のイベント

第五章 スニーカーのカリスマたち

テクノロジーの発達で階層の定義が変わる

「カウンターカルチャー」というサブカルチャー

カウンターカルチャーから生まれるインディーズ・ファッションブランド

世界のストリート文化を牽引するカリスマ的リーダー

ボビート・ガルシア

ジェフ・ステイブル

ロニー・フィーグ

ユージーン・カーン

カウンターカルチャーからメインストリームへ移行する過程の矛盾と葛藤

謝辞

参考文献

アディダス関連の本
ナイキ関連の本
プーマ関連の本
アシックス関連の本
スポーツシューズ・スニーカー関連の本
サッカー関連の本
テニス関連の本
バスケット関連の本
スポーツノート
スポーツシティ
スポーツ関連の本
カルチャー・ライフスタイル誌