オニツカの遺伝子

まえがき

シューズにキスした金メダリスト

トップ選手の足を守る工房の主

"鶴のひと声"で念願の特注部門へ

オリンピックで磨かれた技術

深まる探求心と限界への挑戦

"生き物"であるシューズをつくる

辞表を手に貫いた信念

ぶつかり合うアスリートの本能と職人意識

三村仁司が持つ独自の世界

満足できる練習が可能な靴をつくりたい

スポーツシューズに込めた思い

"頂上作戦"と"裾野作戦"

「魔法のような靴」の誕生

アディダスの真似はやめましょう

現場に足を運び、要望を聞き、すぐ応える

採算度外視の技術革新

素材メーカーの協力

幻となったアベベの靴

ラッセ・ビレンの感謝

入社試験で、社長の人間性に惚れ込む

思いついたら、即行動

オニツカ流ものづくりの基本

歴史が塗り替えられるたびの"伴走者"として

フランク・ショーターの選択

究極のトップ戦略『タイガーパウ サイバーゼロ』

『アシックスストライプ』誕生の背景

総合スポーツ用品メーカーへの第1歩

復刻は、信頼と歴史にあってこそ

もう1つの大黒柱

機能の評価を定量化する、ということ

定量化の確立で新たなアイディアも

IGS―最適設計の証

開発とデザインと製造が、妥協しない関係

常に一般ユーザーに目を向けている開発者でいたい

ネガティブな反応が欲しい

0から1をつくり出す難しさ

会社全体に宿る、オニツカのDNA

柔軟な発想力という"暗黙値"を武器に

鬼塚喜八郎という男

青少年の育成に貢献する仕事を求めて

どうせつくるなら、難しいものを

地道な全国行脚で販路を開拓

"タイガー"への強い思い

使う者の期待に応えるシューズを

挑戦し、切り開き、さらなる進化を求め続ける心